kさんと面会。外国の方だった。
初めて自分より早く待ち合わせ場所にいてくれて、花束まで用意してくれて、お店も予約してくれていた。
感動した。
仕事にも熱心に取り組んでいて、日本語も頑張って話してくれる。
ここまでして落ちない人はいるか?
落ちなかった。
良い人だと思った。
でも心はずっと断る理由を考えていた。
罪滅ぼしする様に、私は少しでも彼の役に立つことを言おうとしていた。
そしてお断りの返事をした。
ここで流石に何か変だと思った。
何故ここまで良い人に心が動かないのか?
おかしくないか。何かがおかしい。
混乱する中、相談員の方との面会が迫っていた。
彼女と話す中で、私は重大な二つのことに気づいた。
まず、私は男性恐怖症であること。
原因としては
①父親が暴力的であったこと
②中学でいじめにあったこと
これは私の中でずっと直視するのを避けていたことだった。
でもわかってみると、男嫌いになるには十分な理由であることもわかった。
そしてもう一つ、
私は恋ができない人間であると思っていたのだが、
人生で少なくとも3、4回は恋をしていたこと。
無意識に認めようとしていなかったけど、恋なんていろんな形があって良いものだし、私にとってはそれが恋だと、認めても良いんじゃないかと思えた。
この2つは私にとって大きな希望だった。
それを踏まえて、今後私のやることは2つ。
①いろいろな男性にあって男性へ対する偏見と恐怖を克服し、
②自分磨きをしていざ人を好きになれた時全力でアプローチするために準備しておく。
とても晴れやかな気持ちだ。
私にもきっと恋ができる気がする。