ADHDの思考実験

がんばらないけど、あきらめない。感謝を忘れない。

十人目面会。そして気づき。

kさんと面会。外国の方だった。

初めて自分より早く待ち合わせ場所にいてくれて、花束まで用意してくれて、お店も予約してくれていた。

感動した。

仕事にも熱心に取り組んでいて、日本語も頑張って話してくれる。

ここまでして落ちない人はいるか?

落ちなかった。

 


良い人だと思った。

でも心はずっと断る理由を考えていた。

罪滅ぼしする様に、私は少しでも彼の役に立つことを言おうとしていた。

そしてお断りの返事をした。

ここで流石に何か変だと思った。

何故ここまで良い人に心が動かないのか?

おかしくないか。何かがおかしい。

 


混乱する中、相談員の方との面会が迫っていた。

彼女と話す中で、私は重大な二つのことに気づいた。

 


まず、私は男性恐怖症であること。

原因としては

①父親が暴力的であったこと

②中学でいじめにあったこと

これは私の中でずっと直視するのを避けていたことだった。

でもわかってみると、男嫌いになるには十分な理由であることもわかった。

 


そしてもう一つ、

私は恋ができない人間であると思っていたのだが、

人生で少なくとも3、4回は恋をしていたこと。

無意識に認めようとしていなかったけど、恋なんていろんな形があって良いものだし、私にとってはそれが恋だと、認めても良いんじゃないかと思えた。

 


この2つは私にとって大きな希望だった。

 


それを踏まえて、今後私のやることは2つ。

①いろいろな男性にあって男性へ対する偏見と恐怖を克服し、

②自分磨きをしていざ人を好きになれた時全力でアプローチするために準備しておく。

 


とても晴れやかな気持ちだ。

私にもきっと恋ができる気がする。